廃校を改装、というより改造した二人。

"ととさん"(今関安雄)と、"かかさん"(妻・舞子)が旧双葉小学校にはじめて訪れたのは2003年6月のことでした。
二人は廃校利用の担い手を募集していた喜茂別町の職員の案内のもと、見学に来ていたのです。 「学校を手に入れたい!」という夢を叶えるべく模索していた"ととさん"は、90メートルを越える板張りの廊下に感動。 二人はこの地に根を張ることを決めました。

それから、"ととさん"の想いに賛同してくださった方々の協力を得ながら、2005年に"旧双葉小学校史料館"がオープン。
そして2006年7月に現在の"ライダーハウス&カフェ 雪月花廊"をスタートさせます。
「人生は想い出が宝物」をテーマに二人が作り上げた空間は、多くの来訪者とたくさんの宝物をはぐくんできました。
そんな廊主"ととさん"は2017年9月に旅立ってしまいましたが、現在は"かかさん"が思いを引き継ぎ雪月花廊を大切に守っています。

史料館では喜茂別や双葉小学校の歴史にまつわる展示に加えて、ととさんが札幌でインテリアの仕事をするかたわら営んでいた駄菓子屋の"壺や"を再現した部屋もございます。
見学無料なので、懐かしい光景を味わいにきてください。